10月の又三郎
10/5(木) 10/19(木) 10/26(木) 霊仙寺湖の公園にて予定しております。 天気次第で変更あります。 事前にご連絡ください。 自然保育コミュニティー「又三郎」 毎週だいたい木曜日または金曜日 10:00くらい~お昼くらいまで 料金 無料 [email protected] 090-1736-2594 9月中旬
わりと穏やかな天気の続いている飯綱東高原。 台風の足音が近づいているけれど、きっと今回もアルプスが守ってくれるはず。 そんなこんなで又三郎。 なにやら誰かがテラスの方で、大きなディジュリジュを引っ張り出してずっと何かを唱えている 「おいしいもの~食べたいよ~」 本当に感心するくらい食べものの事ばかり考えているミキトは、今日も元気がありあまっている様子。 お手伝いにはイタリア人カップルのトマゾとジュリア。 イタリアからの旅人は初めてだったのでそれを伝えると、旅の間に他の人からもよく言われたそう。 「イタリア人はあまりよそへは行かないんだ。となりのフランス人はみんなよくどこかへ行くけどね。」 実際うちにもフランス人の旅人が一番多い。 おだやかな笑顔で何気なく言った彼のこの言葉が、何かずっと印象に残っていて、大事な何かが隠れているような…。 イタリアでは男性がよく動く(働く)と聞いたことがあったけど本当にそのとおりで、トマゾは台所仕事でも何でも積極的。ジュリアの手をあまり汚させまいといった感じ。 その間ジュリアはミキトとよく遊んでくれました。 うちの庭の小さな畑を見て興味深そうに聞いてきました 「これはナチュラルファーミング?」 二人は自然農もよく知っていて、聞けばヨーロッパでは福岡正信がちょっとしたムーブメントになっているらしい。 「気候が日本とはずいぶん違うから作物も違うと思うけど。でも最近は地球のどこも気候が変わってしまったよね。だからより自然農の技術が必要になるんだろうと思う。」 トマゾの出身はサルディーニャ島。 この島はきれいな海の観光地として一般的には知られているけれど、トマゾ曰く実は超古代の遺跡が非常に多いのだそう。 話しているとどうやらトマゾも“そちら”方面に興味があるらしいことがわかってしまい、二人で夜遅くまで話をしました。実に多くの怪しい話を。 どれだけ世界が、人間の力がファンタジックであったか。そしていかに僕たちはそれを見失ってしまったか。 でもそれは本当に取り戻せることが可能だと認識して、実践してみる。 今はまだ孤独になりやすい話題だけれど、やがて古いシステムの終わりともに必ずこの社会にとって必要になってくるはず。 特に子供たちにとって。 そんなわけで、見え隠れしている超古代文明の技術やイタリアの変人学者の本、そしてなにより、僕たちは繋がっていく必要があるという思いをシェアしてくれたのでした。 彼らもイタリアに帰ってから、自身の本質?と繋がるための勉強会やワークショップをひらく場所作りをするのだとか。 食からのアプローチもしてみたいからそのときは君たちを呼びたい、とも言ってくれました。 近い将来、サルディーニャの遺跡のある丘の上で地元の子供たちとミキト達が遊んでいるその時に、僕たちは高次の「彼ら」とコンタクトをとる… 秋晴れの下、ジュリアとミキトが遊んでる姿を見ていると、なんとなくそんな風景がふと思い浮かびました。 おそらく、そんな時にもトマゾは台所でパスタの皿を洗ってくれているのかもしれません。 自然保育コミュニティー「又三郎」 不定期(毎週だいたい木曜または金曜) 10:00くらい~お昼くらいまで 料金 無料 [email protected] 090-1736-2594 事前にご連絡ください。 8月
高原の夏は本当に、あっという間でした。 もう木々は色づき始めています。 自然保育コミュニティー「又三郎」 毎週だいたい木曜日または金曜日 10:00くらい~お昼くらいまで 料金 無料 [email protected] 090-1736-2594 事前にご連絡ください。 2017.7.15
すぐに過ぎ去ってしまう高原の短い夏が始まりました。 といっても木陰は程よい涼しさで、とくに近くの霊仙寺湖は、なんとも気持ちのよい風が流れています。 この日も湖畔でミキト一人の又三郎。 ちょっと離れたところで同い年くらいの女の子がお母さんと遊んでいるのを見つけると、ミキトはその様子をしばらく眺めてから自分の近くにあった桜の葉っぱを3枚くらい取って、「これをあげたいから一緒に来て」と言って歩きだしたのですが、「怖いかなあ」としばらく足踏み。 そうしているうちに女の子はお母さんとどこかへ行ってしまいました。 そのうしろ姿をずっと見つめるミキトを見ながら、こういう時そばにいた僕はもうすこし何か粋なことをしてやれたのではないかなあと思いながら、何より僕たち大人が他人との壁を分厚くしてしまっているのを認識するのでした。 台湾からエレンさんが来てくれて、家事に子守りにとてもよく手伝ってくれました。 彼女は日本のドラマやマンガ、そして“嵐”について僕たち夫婦よりよく知っています。 その他にも他国の文化をたくさん吸収して持ち帰りたいという気持ちを強く持っていて、積極的に僕たちの話しを聞いてくれました。 ボンジュール人の逆です。 ちなみにエレンさんの彼氏はボンジュール人。 世界はうまいバランスでできているんですね。 きっと台湾はどんどん面白い人たちの集まる素敵な場所になるのではないでしょうか。 そうそう、ミキトが女の子に渡しそこねた桜の葉っぱは、エレンさんが大切に台湾へ持ち帰ってくれました。 自然保育コミュニティー「又三郎」 毎週だいたい木曜日または金曜日 10:00くらい~お昼くらいまで 料金 無料 [email protected] 090-1736-2594 事前にご連絡ください。 朝、サムさんとうちの子(ミキト)の二人でよくわからない素敵な絵を一緒に描いていたかと思ったら、いつの間にか、流れる音楽に合わせてダサくて不思議なダンスが始まっていました。
テーブルの上で飛んだり跳ねたり躍りに夢中のミキト。 当然母親に追い出されて、僕のいる庭の畑にやってくると、そのまま間引いたカブをバリバリ食べていました。 彼は日ごろあまり甘いお菓子を食べていないせいか、野菜などの甘味に敏感で「あまい、あまい」と言いながら、カブにとどまらず小松菜やサヤエンドウまでも畑からむしってそのまま食べ、そのうちその辺に生えている草にも手を伸ばし始め、「甘いよ」と僕にすすめてくるのです。 ナテさんはヨガのインストラクターもやっていた経験があります。 この日もカラリと晴れた梅雨だったので、大人は急遽ヨガを始めたりもしました。 突然黙って変な動きを始めた大人達をムーと一緒に不思議そうに見守ってくれました。 お昼はサムさんとナテさんがジャガイモと小松菜のベジカレーなどを調理。そして庭でピクニックタイム。 息子もチャパティーで必死に具を包んではボロボロこぼしながら美味しそうにほお張っていました。 世界を5年間旅する二人との又三郎。 今回もサムさんとナテさんの子供たちへの上手なガイドでいつのまにやら心地よい一体感が広がります。 彼らは決してコントロールしようとはしません。 とにかく一緒に今を楽しんでくれているようでした。 いつかの食後にサムさんお気に入りのコーヒーを飲みながら話しをしたのを覚えています。 「菜食主義もいい、サスティナブルも大事、薄っぺらな民主主義を疑い、この世界のバビロンシステムに気づくことももちろん大事かもしれない。でもフォーカスし過ぎるのは危険だ。」 他を排除したり批判したりと厳格になりすぎと視野がせまくなる。それこそ何かにコントロールされてることになる。 「もっとも、何も気づかない人の多さにはうんざりもするけどね」 穏やかな口調でそう語るサムさん アフリカ音楽を愛し、ベジでシンプルな生活を実践し、旅の間にはエコビレッジに滞在したり、パレスチナで女性子供をイスラエル兵から守るボランティアをしたり、他の紛争が起きた街へ行っては、ボロボロの学校で数日教師(サムは元英語教師)をしたり、チベット各地で多くの交流をしたり、バスク人のナテさんとバスクの伝統音楽をうたったり…(サムのお母さんは元国境無き医師団のナースでアフリカ難民キャンプなどに何度も進んで参加していた人で、お父さんも北朝鮮とか喜んで行く人)。 そんな彼らの言葉は、淹れてくれたコーヒーと同じく何かひと味もふた味も洗練された香りとコクを感じるのでした。 すっきり晴れた初夏の日差し。 カッコウとセミの鳴き声の中で、子供たちの声と旅人の穏やかな歌声が響いていきます。 自然保育コミュニティー「又三郎」 料金 ドネーション (弁当持参ok) [email protected] 090-1736-2594 お越しの方は事前にご連絡ください。 旅人が一緒に見守ってくれています。
バスク女のナテさんとキウイ(ニュージーランド)男のサムさんは自転車で世界中を5年間旅しています。 様々な場所に訪れて様々なリアルを見てきた二人 そんな彼らの子供たちに対する眼差しは本当に優しくて、心地よい時間が流れます。 まだ40歳のサムさんを、うちの子は何度注意しても“おじいさん”と呼びながら、いつも楽しそうにくっついています。 おじいさんの方もいつも嬉しそう。 シンプルな食事といい音楽、それに信頼できる仲間がたった2人でも一緒にいるだけで、こんなにも人生は楽になるんだなあと、毎日実感。 今日も高原はとてもいい風が吹いてます。 自然保育コミュニティー 「又三郎」 [email protected] 090-1736-2594 お越しの場合お手数ですが、事前にご連絡ください。 5/17
3回目の自然保育コミュニティー「又三郎」 今回はたくさん散歩をしました 暖かい農道では花を摘んで花屋さんになったり、奇声を上げて走りだしたり 小川があれば小枝で釣りのまねをしてみたり、草木を流して見送ったり追いかけたり 川原では蔦をとってふりまわしては奇声をあげて、ムー(犬)を追いかけまわして笑い転げたり、スッ転んだり ヤギに出会えばひたすら葉っぱをあげて 帰ってきてからは庭で焚き火をして それを近所のひとに注意されて… すこし散歩する間に、彼は次から次と無数の遊びを見つけ出して止まりません。 なにもなくても、ただの散歩でずっと笑っている。 世界はすでにパラダイスだよって、ずっと僕たちに教えてくれます。 僕たち大人は今日も何もしてません。 ただずっと笑っていてほしいなと思っているだけでした。 コミュニティーと言ってるけど、まだうちの家族以外はいません。 自然の中で一緒の時間を過ごしてくれるかた、よかったらご連絡ください。 自然保育コミュニティー 「又三郎」 毎週水曜日10:00くらい~ [email protected] 090-1736-2594 八木岡 5/10、2回目の又三郎
曇り空 よし、この辺のミツバチ(自然)とも繋がっておこう、というわけで養蜂を試みるために、苺農家からもらった古い蜜蜂の巣箱を持ち出して洗っていると、彼が手伝ってくれました。 巣箱の中にあった古い巣の見事な六角形を一緒にしばらく見とれてから、それを指でつぶしてみると、ミツロウ?の何とも言えない気持ちいい感触に、彼はすっかり蜂の巣つぶしに夢中になっていました。 外で遊んでいるとヨモギの若葉がとても美味しそうだったので、一緒にたくさん摘んでから、玄米ヨモギ餅を作りました。 湯がくとさらに鮮やかな緑のヨモギの葉っぱ。 彼はその葉をつまみ食いしてすぐに吐き出していましたが、湯気とともにヨモギのいい香りが辺りに広がります。 できあがった餅はもちろん格別。 午後には他の山菜も取りに歩きました。 これは?これは?と自分も役に立ちたいと、必死にどれを取っていいのか聞いてきます。 大人達の貧しい知識でも小一時間で夕飯には十分過ぎる量が。 山の生活。 梅雨までのこの一ヶ月、大事にしたいです。 |
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