https://www.facebook.com/events/1710710462587246/?ti=cl オーストラリアのシュタイナー教育経験者とおしゃべりする会
9/25 C#cafe 14:00~ ドネーション制 日頃私達は店舗営業も程ほどに、多くの時間をイベントやマルシェへ出店させてもらっています。
最近は特にいわゆるオルタナティブな香りのする場所や人をなるべく探して向かう訳なのですが、こういったイベントやお店はほとんど場合、子供たちがとても多く、そして彼らへの理解が深くおおらかな対応をしてくれるスタッフさんやお客さんが集まっているように思います。 そのような場所で近頃たびたび出会うのが、子供を既存の幼稚園や小学校へ当たり前に入れることに疑問を持っているお母さんやお父さんたちです。 個人的にも興味があるのでそういった人たちによく話しを聞かせてもらっています。 彼らは幼稚園や学校のありかたを否定するというより、そこへ預けるしかほとんど選択肢がないように思い込んでしまっている社会に疑問を感じています。 先日も安曇野のシャロムで出会ったお母さんが言っていました。 「“不登校児”という言葉事態が、登校することが当たり前という狭い視野で、おまけにそれができないと困った子扱いなネガティブなイメージまでついている。」 学校へ行くというのは単に、いくつもある選択肢の一つであっていいのではないか。大事なのはいろんな意味で学んだり気づいたりすることなのだから。その方法が農作業を一緒にしたり、日々の食事を一緒に作ったり、ひたすら虫や動物を観察したり太鼓を叩いたり、旅に出たりするのではダメな理由があるとすればそれはなんなのだろう…。 誤解を怖れずに言えば、これまでの保育や教育に対する観念、そして学校という組織事態もひとつの終わりが確実に近づいているように思えます。 そもそも教育など人間ができるものではないのかも知れません。 「あっ、このねぎ味噌のおむすび!このあいだのフェスで食べたやつだよね、美味しかった!」 シャロムの森の中、突然私達の前に一人で現れて、本当に屈託のない自然な笑顔で言葉を掛けてくれた長髪の小さな男の子は、先ほどの学校以外の選択肢を考えているお母さんの子でした。 家族と田舎に住み、現在5歳で、当然自主保育。 草木染めの服に草履をはいたその子は、“不登校児は社会性やコミュニケーション能力が身に付かない”というようなありがちな雑音もどこ吹く風、軽快な足どりで超オープンに次々と知らないみんなを笑顔にしていくのでした。 ちょっと怖そうなシャロムのオーナーにも余裕で。 ドイツからお手伝いに来てくれたサブリナちゃん。日本の文化や日常生活にとても興味を持っていて、 「マルシェでの販売も一緒にやってみたい」と、なんでも積極的に頑張ってくれました。本当に感謝。
彼女はこのあと、松本の信州大学へ一年間の留学が始まるようです。彼女の将来も楽しみです。 (写真はマルシェ出店の帰りにいつものうどん屋で) |
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September 2017
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