又三郎初日。
もらった自家採取の種を蒔いていたら手伝ってくれました。 僕のやり方をしっかり見て、ときどきオナラをしながら、けっこう真剣に撒いてくれます。 この子の情報が種に伝わるといいのだけれど。 発芽が楽しみです。 その他の家庭菜園の準備も手伝ってくれました。 いろんな虫を発見しては観察しながら。 もみがら燻炭作りがお気に入りの様子。 すこしヤケドをして黙ってしまったけど、やっぱりやりたいようで離れません。 きっと次回はもうすこし火と仲良くやれるはず。 フランスからリアおねぇさんも一緒に遊んでくれました。 昼過ぎ暖かくて大人はねむいのだけど、彼はまるでその様子はなし。 友達はまだ来ないけど、今日も彼は“今ここ”をおもいきり楽しんでいます。 僕らは見習うばかりでしかない。 自然保育コミュニティー「又三郎」 毎週水曜日 [email protected] 090-1736-2594
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子供はおしなべて、まだ害されていない五感を持っています。私は自然の中に潜む精神的なものを認識するには、完成された理解力が是非必要だとは思いません。そうではなく、ただただ健康な五感が必要なのです。 『エンデの文明砂漠』
“僕が何になりたいか言ってやろうかな?
なんでも好きなものになれる権利を神様の野郎がくれたとしてだよ” “なんになりたいの? ばち当たりな言葉はよしてよ” “とにかくね、僕にはね、広いライ麦の畑やなんかがあってさ、そこで小さな子供たちが、みんなでなんかのゲームをしているとこが目に見えるんだよ。何千っていう子供たちがいるんだ。そしてあたりには誰もいない。 で、僕はあぶない崖のふちに立っているんだ。僕のやる仕事はね、誰でも崖から転がり落ちそうになったら、その子をつかまえることなんだ…つまり、子供たちは走ってるときにどこを通ってるかなんて見やしないだろう。そんなときに僕は、どっからか、さっととび出して行って、その子をつかまえてらなきゃならないんだ。一日じゅう、それだけをやればいいんだな。ライ麦畑のつかまえ役、そういったものに僕はなりたいんだよ。 馬鹿げてることは知ってるよ。でも、ほんとになりたいものといったら、それしかないね。馬鹿げてることは知ってるけどさ” (ライ麦畑でつかまえて/J・D・サリンジャー) |
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